治験は、未来への、おくりもの

治験の流れ 参加を決める前に

治験に参加する前に - 参加中に気を付けること

プラセボ

治験では、参加者に起きたことやくすりの飲み方を事実通りにデータとして集めることが重要です。
くすりの飲み方を間違(まちが)えたり、いつもと(ちが)症状(しょうじょう)を感じたら、すぐ医師(いし)やCRCに報告(ほうこく)しましょう。

診察〜治験の説明
同意・署名
検査をする
治験薬の服用
診察・検査

今日の分のくすり、飲みわすれた!

くすりをてて飲んだことにしよう!

正しい評価ひょうか
できなくなります。

明日、今日の分も一緒いっしょに飲んでしまおう!

1日に決まった以上の量を
飲むのは危険きけんです。

受診じゅしんの日に
旅行に行きたい!

そのまま治験に行くのやめておこう!

診察しんさつ日は変更可能へんこうかのう
場合もあります。

一緒いっしょに飲んではいけない風邪かぜ薬を飲んだ!

風邪かぜ薬を飲んでないことにしよう!

治験薬と一緒いっしょに他のくすりを飲んだ場合に処置しょちが必要なこともあります。

風邪かぜのことを
報告ほうこくするのわすれた!

風邪かぜはひかなかったことにしよう!

正しい評価ひょうか
できなくなります。

治験薬と他のくすりを一緒に服用すると

それぞれのくすりの効果こうかが変わるなど予期しないことが起こる場合があります。

  • 他の病院や薬局に行った場合は、参加する医療いりょう機関から支給しきゅうされる「治験参加カード」等を見せて、治験に参加していることを伝えてください。
  • 他の病院からもらったくすりや、市販のくすりを服用する時は、治験担当たんとう医師いしやCRCに相談してください。

気になる副作用

どんなくすりでも、目的のき目以外の症状しょうじょうあらわれることがあります。これを、副作用と言います。

治験ではまれに、これまで知られていなかった副作用があらわれる可能性かのうせいもあります。

治験参加中はくわしく診察しんさつ検査けんさを行いますので、小さな体の変化でも、気づいたらすぐに医師いしやCRCに伝えてください。