参加を決める前に | 公益社団法人日本医師会治験促進センター

事前に医師(いし)等から十分な説明がありますので、理解(りかい)して、同意したうえで参加します。
参加を決めた後でも、不安を感じたり、考えが変わった場合は、いつでもやめることができます。

治験を受ける前に病気や治療(ちりょう)方法などについて医師(いし)等から十分な説明を受け、患者(かんじゃ)さんがその内容(ないよう)をよく理解(りかい)し納得(なっとく)したうえで、自身の意思で治験を受けることに同意することが必要です。この流れを、インフォームドコンセントと言います。

まず、病院で医師(いし)やCRCから「同意・説明文書」という書類を使って、しっかりと説明を受けます。

わからないことや不安なことは、その場で聞きましょう。
説明を受けたその場で、すぐに返事をする必要はありません。ご家族や友人などに相談するのも良いでしょう。

十分に治験の内容(ないよう)を理解(りかい)・納得(なっとく)したうえで、治験に参加することを自分の意思が決まったら、同意文書に署名(しょめい)をしましょう。

同意文書にサインした後でも、不安があったり、考えが変わって途中(とちゅう)でやめたくなったら、いつでもやめることができます。治験をやめても、本人にとって一番良い方法で治療(ちりょう)を続けていきますので、今後の治療(ちりょう)に不利益(ふりえき)を受けることはありません。まずは医師(いし)やCRCにご相談ください。

※治験をやめるときには、診察(しんさつ)や検査(けんさ)があり、安全な状態(じょうたい)で終了(しゅうりょう)したかを確認(かくにん)します。

※副作用などが出た際(さい)には、治験に参加された人の安全を一番に考え、担当(たんとう)する医師(いし)の判断(はんだん)で治験が中止になる場合もあります。