治験は、未来への、おくりもの

治験とは

治験について - メリット・デメリット

参加者の安全を守るために

治験に参加することには、参加者にとってメリットも、デメリットもあります。
メリット・デメリットの内容(ないよう)は治験によって(こと)なりますが、それらを十分に検討(けんとう)したうえで、参加を判断(はんだん)してください。
治験への参加は、参加されるご本人の意思で決めます。

治験に参加するメリット

  • 新しい治療(ちりょう)を受けるチャンスがあります。
  • 新しい「くすり」の誕生(たんじょう)に協力することで、社会貢献(しゃかいこうけん)ができます。
  • 通常(つうじょう)治療(ちりょう)よりも詳細(しょうさい)診察(しんさつ)検査(けんさ)が行われ、病気の状態(じょうたい)検査(けんさ)結果について(くわ)しく説明(せつめい)を受けられます。
  • 治験によっては、診察費(しんさつひ)検査(けんさ)代がいつもより少なくなったり、負担軽減費(ふたんけいげんひ)支払(しはら)われることもあります。

治験に参加するデメリット

  • 治験中は体調に変化がないか慎重(しんちょう)診察(しんさつ)するため、来院や検査(けんさ)の回数が多くなることがあります。
  • くすりの飲み方や生活の仕方など、守らなくてはいけないことがあります。 ※ 食べてはいけないものや、一緒(いっしょ)に飲んではいけないくすりもあります。 参加中に気を付けること >
  • まれに、これまで知られていなかった副作用が(あらわ)れることがあります。 副作用について >

負担軽減費について

治験に参加すると、実施医療(じっしいりょう)機関までの交通費がかかったり、治験によっては入院のために仕事や学校を休まなくてはならない場合もあります。こういった、治験に参加される方の経済的負担(けいざいてきふたん)を軽くするためにお支払(しはら)いされるのが、「負担軽減費(ふたんけいげんひ)」です。

様々な「負担」 交通費などの経済的負担 嗜好品などの摂取制限 通院や毎日の日記などの時間的拘束

負担軽減(ふたんけいげん)費※

治験の内容(ないよう)(おう)じて、負担軽減(ふたんけいげん)支払(しはら)いの有無や回数、金額(きんがく)(こと)なります。

例えば、お金の支払いなしや7,000円×5回、10,000円×3回

治験はボランティアだからお金を稼ぐことを目的として参加するのはダメよ!

負担軽減費(ふたんけいげんひ)は治験審査委員会(しんさいいんかい)審議(しんぎ)し、医療機関(いりょうきかん)承認(しょうにん)により決定します。