治験に参加することには、参加者にとってメリットも、デメリットもあります。
メリット・デメリットの内容は治験によって異なりますが、それらを十分に検討したうえで、参加を判断してください。
治験への参加は、参加されるご本人の意思で決めます。

- 新しい治療を受けるチャンスがあります。
- 新しい「くすり」の誕生に協力することで、社会貢献ができます。
- 通常の治療よりも詳細な診察や検査が行われ、病気の状態や検査結果について詳しく説明を受けられます。
- 治験によっては、診察費や検査代がいつもより少なくなったり、負担軽減費が支払われることもあります。

- 治験中は体調に変化がないか慎重に診察するため、来院や検査の回数が多くなることがあります。
- くすりの飲み方や生活の仕方など、守らなくてはいけないことがあります。
※ 食べてはいけないものや、一緒(いっしょ)に飲んではいけないくすりもあります。
参加中に気を付けること >
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まれに、これまで知られていなかった副作用が現れることがあります。
副作用について >

治験に参加すると、実施医療機関までの交通費がかかったり、治験によっては入院のために仕事や学校を休まなくてはならない場合もあります。こういった、治験に参加される方の経済的負担を軽くするためにお支払いされるのが、「負担軽減費」です。

負担軽減費※
治験の内容に応じて、負担軽減費支払いの有無や回数、金額が異なります。


※負担軽減費は治験審査委員会で審議し、医療機関の承認により決定します。